“塵旋風（ちりせんぷう）” の例文

小規模のいわゆる「塵旋風（ちりせんぷう）」は武蔵野（むさしの）のような平野に多いらしいから、この事も全く無根ではないかもしれない。

化け物の進化 (新字新仮名) ／ 寺田寅彦(著)

大火災（だいかさい）のときは、地震（ぢしん）とは無關係（むかんけい）に、旋風（せんぷう）が起（おこ）り勝（が）ちである。火先（ひさき）が凹（なかくぼ）の正面（しようめん）を以（もつ）て前進（ぜんしん）するとき、其（その）曲（まが）り角（かど）には塵旋風（ちりせんぷう）と名（な）づくべきものが起（おこ）る。又（また）川筋（かはすぢ）に接（せつ）した廣場（ひろば）は移動旋風（いどうせんぷう）によつて襲（おそ）はれ易（やす）い。

地震の話 (旧字旧仮名) ／ 今村明恒(著)

“塵旋風”の解説

塵旋風（じんせんぷう）とは、地表付近の大気が渦巻状に立ち上る突風の一種である。一般的には旋風（せんぷう、つむじかぜ）や辻風（つじかぜ）と呼ばれ、英語ではダストデビル（Dust devil）と呼ばれる。竜巻と誤認されることがあるが、塵旋風と竜巻は根本的に異なる気象現象である。
何もかもを吹き飛ばす膨大な力を持っており、たちまち身体中を切り刻む風力を発生させる。
別名ダストデビル。
この力を使って悪用をする集団をダスト集団と呼ぶ。
気象現象に巻き込まれたものはたちまち荒れ狂う暴風竜を見たと通達しては死を繰り返していた、そこにダストデビルに対抗する戦力として生み出された渦潮を発生させる装置グルグルを使用したところ見事にダストデビルは消滅した。
ダストデビルは砂埃となり砂漠の蜃気楼と共に消えた。
(出典:Wikipedia)

塵	漢検準1級 部首:⼟ 14画
旋	常用漢字 中学 部首:⽅ 11画
風	常用漢字 小２ 部首:⾵ 9画