“人旋風”の読み方と例文
読み方割合
ひとつむじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これを見ていた近所界隈かいわいの住民は、身の恐ろしさも忘れたように、わっと快哉かいさいの声をその人旋風ひとつむじの行方へ送っていたという。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
千早谷の右端の、はるか上のあたりにも、一団の人旋風ひとつむじ忽然こつねんと現われて
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)