“辻風”の読み方と例文
読み方割合
つじかぜ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何故かと云うと、この二三年、京都には、地震とか辻風つじかぜとか火事とか饑饉とか云うわざわいがつづいて起った。そこで洛中らくちゅうのさびれ方は一通りではない。
羅生門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
逢瀬あふせわかれ辻風つじかぜのたち迷ふあたり、さかりたる
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
「不破村の辻風つじかぜ
宮本武蔵:02 地の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)