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飇風
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ひょうふう
ふりがな文庫
“
飇風
(
ひょうふう
)” の例文
が、荷風先生の推挙があつてから間もなく、「三田文学」へ「
飇風
(
ひょうふう
)
」を書いた時は、黙つてゐてもちやんと先方から稿料を届けて寄越した。
青春物語:02 青春物語
(新字旧仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
タッタ一つ恩人の顔だけを見て死にたいと
憧憬
(
あくが
)
れ願っている……その超自然的な感情が裏書きする戦争の暴風的破壊が……秒速数百
米突
(
メートル
)
の鉄と火の
颶風
(
ぐふう
)
、旋風、
飇風
(
ひょうふう
)
戦場
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
今、一陣の
飇風
(
ひょうふう
)
が、王岳の、頂きから吹き下して来た。山の
麓
(
ふもと
)
を落葉松林が、まず真っ先に動揺した。それに続いた杉の林が、間もなくヒューヒューと呻き声を上げた。と、枯草の丘があった。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
飇
部首:⾵
21画
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
“飇”で始まる語句
飇
飇々