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意嚮
ふりがな文庫
“意嚮”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いこう
86.8%
いかう
13.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いこう
(逆引き)
単純素朴で古風な民謡のにおいのする歌である。「船はとどめむ」はただの
意嚮
(
いこう
)
でなく感慨が籠っていてそこで一たび休止している。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
東京に
移牒
(
いちょう
)
する
意嚮
(
いこう
)
らしかったのですから、彼女の死に関する真相も遠からずハッキリして来る事と思いますが、それよりも先に小生は
少女地獄
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
意嚮(いこう)の例文をもっと
(33作品)
見る
いかう
(逆引き)
そして又、切開後の結果の如何に依つては敏雄の小學校への入學を一年延期したい父の
意嚮
(
いかう
)
だとも妹は亂れがちな筆で末尾に書添へてゐた。
崖の下
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
彼の志望といふやうなもの、彼の偏愛といふやうなもの、即ち彼の個人的の自由は總て是等の人の
意嚮
(
いかう
)
のために破壞せられる。
少年の死
(旧字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
意嚮(いかう)の例文をもっと
(5作品)
見る
“意嚮”の意味
《名詞》
意 嚮(いこう 「意向」に「同音の漢字による書きかえ」がなされる)
どうしたいかについての考え。
(出典:Wiktionary)
意
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
嚮
漢検1級
部首:⼝
19画
“意”で始まる語句
意
意気地
意味
意外
意地
意見
意識
意久地
意氣
意地悪
検索の候補
御意嚮
“意嚮”のふりがなが多い著者
嘉村礒多
徳田秋声
木下杢太郎
倉田百三
内田魯庵
吉川英治
江戸川乱歩
斎藤茂吉
島崎藤村
織田作之助