“あね”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:アネ
語句割合
69.9%
13.3%
7.7%
義姉6.1%
紙雛1.0%
従姉0.5%
0.5%
0.5%
実姉0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かっぱとかっぱが顱合せをしたから、若い女は、うすよごれたがさんかぶり、茶摘、桑摘む絵の風情の、手拭の口にをこぼして
小春の狐 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
女はギクリとして障子の中をいた、そこには、さんかぶりの後むきが、小意気な半纏を着た朝の姿で、たすきをかけて、長火鉢艶拭をしていた。
それから十年ほど経って、長平は久し振りで故郷へ又帰ってくると、はもう死んでいた。甥の長吉は両国の河童に売られたという噂も聞いた。
半七捕物帳:19 お照の父 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
といったその言葉の裏は、丸亀へ無心に行けだとは順平にも判ったが、そればっかりはと拝んでいる内に、ふと義姉の浜子のことを頭に泛べた。
放浪 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
何時までも何時までも人形と紙雛さまとをあひ手にして飯事ばかりしてゐたらばさぞかし嬉しき事ならんを、ゑゑ厭や厭や、大人に成るは厭やな事、何故このやうに年をば取る、もう七月十月
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
婚礼の日にも、お庄は母親と一緒に、昼間から従姉の家に行っていて、そこから媒介人夫婦と浅山夫婦とが附いて行くことになった。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
婆さんが媒介人と一緒に、いい機嫌で帰って行ってから、従姉鬱陶しい顔をして、茶のへ出て来た。浅山は手酌で、まだそこに飲んでいた。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
嘉代吉は若い男を振りかえって「(上)へ行けやい」とで指図しながら、杖をコツンと石について考えている。
谷より峰へ峰より谷へ (新字新仮名) / 小島烏水(著)
※引ぱりも百までさ。)またその慓悍な声がすようにった。そしてまたしんとした。そして心配そうなをこくりとのむ音が近くにした。
泉ある家 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
浅山がなにかにつけて、始終実姉の家の厄介になっていることは、お庄も従姉愚痴談で知っていた。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)