“姉川”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あねがわ85.7%
あねかわ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そらごらんなさい。向うの岩に大小二つの滝がかかっておりましょう、あの大きいのは姉川あねがわ、小さいのが妹川いもがわの源になるのです」
大菩薩峠:35 胆吹の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
姉川あねがわだって、長篠ながしのだって、こっちの大勝ちはあたりめえなことさ。おれたちの御大将おんたいしょうはべつもんだが、はばかりながらおれたちのったものには、槍一本、やじりひとつにも気が入っているんだ。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
岩「姉川あねかわ合戦かっせん本多ほんだが出たというのだ」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)