“姉川五郎”の読み方と例文
読み方割合
あねがわごろう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おまえの双生児ふたごのチャンフーは、いつか姉川五郎あねがわごろうという男から、黄金メダルの半ペラを買いとった。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ここで話は、春木少年から姉川五郎あねがわごろうの手へ渡った半月形の黄金メダルの上に移る。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
祠のかたむいた屋根をくぐり、格子の中へはいると、御神体ごしんたいをまつった前に、三畳敷じょうじきぐらいの板の間があり、そこに破れむしろが敷いてあった。そこがこのひげ面男——姉川五郎あねがわごろうの寝室であった。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)