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怯々
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びくびく
ふりがな文庫
“
怯々
(
びくびく
)” の例文
唄を聴き、舞を眺めていた呉羽之介は、やがて苦しいような顔をして手にしていた盃を下に
措
(
お
)
き赤面を感じたように
怯々
(
びくびく
)
と、二人の客を盗み見ました。
艶容万年若衆
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
後はもういかなる運命が襲い
蒐
(
かか
)
って来ようとも
厭
(
いと
)
わないのであったから、そう
怯々
(
びくびく
)
することもないのであったが、それでも昨夜の記事が出ていないということはさすがに私の心を
吻
(
ほっ
)
とさせた。
陰獣トリステサ
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
まるでもう順番でも待つような気持で
怯々
(
びくびく
)
ものでございました。
蒲団
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
怯
漢検準1級
部首:⼼
8画
々
3画
“怯々”で始まる語句
怯々然