“肉付”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にくづき80.0%
にくつき10.0%
モデリング10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は神戸のステーションで、品格のないしかし肉付にくづきのいい若いアメリカの女が二、三人、花売りから花束を買っているのを見ただけです。
監獄署の裏 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
足のかたちでもこし肉付にくつきでも、またはどうならちゝなら胸なら肩なら、べて何處どこでもむツちりとして、骨格こつかくでも筋肉きんにくでも姿勢しせいでもとゝのツて發育はついくしてゐた。加之それにはだしろ滑々すべ/″\してゐる。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
想像力の及ぶかぎり、可能なあらゆる場合を想定し、プロットを立て、それに肉付モデリングした。
肌色の月 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)