“けんしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
謙信39.1%
献身17.4%
権臣13.0%
賢臣8.7%
顕紳8.7%
剣身4.3%
欠伸4.3%
見神4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十三世通天和尚(つうてんわせう)は、 霜台君(さうたいくん)の(謙信(けんしん)の事)親藉(しんせき)にて、高徳(かうとく)の聞えは今も口碑(うはさ)にのこれり。 景勝君(かげかつくん)も此寺に物(もの)学(まな)び玉ひしとぞ。
人間は、自分の利益とか快楽にしか奉仕しないということ、犠牲とか献身(けんしん)とかいうことは、その苦痛を補(おぎな)って余りある自己満足があって始めて成立し得ること。
日の果て (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
「お明かしいたそう、拙者の主人を。権臣(けんしん)北条美作殿よ」
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
夫(それ)聖代(せいだい)には麟鳳(りんほう)來儀(らいぎ)し仁君(じんくん)の代には賢臣(けんしん)聚(あつま)ると理(うべ)なるかな我が朝(てう)徳川(とくがは)八代將軍有徳院殿(いうとくゐんでん)の御代に八賢士あり土屋相摸守(つちやさがみのかみ)松平右近將監(まつだひらうこんしやうげん)加納遠江守(かなふとほたふみのかみ)小笠原若狹守(をがさはらわかさのかみ)水野山城守(みづのやましろのかみ)堀田相摸守(ほつたさがみのかみ)大岡越前守(おほをかゑちぜんのかみ)神尾若狹守(かんをわかさのかみ)是なり然るに其有徳院殿の御代享保(きやうほ)二年大岡越前守町奉行(ぶぎやう)と成始めて工夫の捌(さば)きあり其原因を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
物々しい顕紳(けんしん)の客とは違い、雑人門(ぞうにんもん)のくぐりをそうっと押して、音もなく、奥へおとずれた母子(おやこ)の客がある。
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
だが、不思議! 右近の剣身(けんしん)に、スーッと一筋。血糊が走っている……。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
古俳諧史の無味乾燥にして、蝋(ろう)を噛(か)むが如きは徒(いたず)らに子(し)の欠伸(けんしん)を催すに過ぎざるべきも、その欠伸を催さしむる処、便(すなわ)ちこれ古池の句を牽(ひ)き出だす所以ならずんばあらず、子姑(しばら)くこれを黙聴せよ。
古池の句の弁 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
樗牛がニイチエから日蓮に行つて、アフオリスメン風の文を書いてゐるとき、梁川は荘重で佳麗な見神(けんしん)の文章なんかを書いてゐる。
結核症 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)