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狗児
ふりがな文庫
“狗児”のいろいろな読み方と例文
旧字:
狗兒
読み方
割合
いぬころ
63.6%
ちんころ
18.2%
こいぬ
9.1%
くじ
9.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いぬころ
(逆引き)
ツイ其処に生後まだ一ヵ月も
経
(
た
)
たぬ、むくむくと
肥
(
ふと
)
った、赤ちゃけた
狗児
(
いぬころ
)
が、小指程の
尻尾
(
しっぽ
)
を千切れそうに
掉立
(
ふりた
)
って、
此方
(
こちら
)
を
瞻上
(
みあ
)
げている。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
狗児(いぬころ)の例文をもっと
(7作品)
見る
ちんころ
(逆引き)
同じ学校の上の級に
沼波
(
ぬなみ
)
というのがあった。僕は顔も知らないが、先方では僕と埴生との
狗児
(
ちんころ
)
のように遊んでいるのを
可笑
(
おかし
)
がって見ていたものと見える。
ヰタ・セクスアリス
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
狗児(ちんころ)の例文をもっと
(2作品)
見る
こいぬ
(逆引き)
床には四角の煉瓦が鋪いてあり、椅子やテーブルは黒い木材でこさえてあり、その脚はひょろ長く曲っていて
狗児
(
こいぬ
)
の足のようだ。
鐘塔の悪魔
(新字新仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
狗児(こいぬ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
くじ
(逆引き)
狗児
(
くじ
)
にも
仏性
(
ぶっしょう
)
ありというのだから、老猫も
一切衆生
(
いっさいしゅじょう
)
の中の一物ではある。
大菩薩峠:26 めいろの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
狗児(くじ)の例文をもっと
(1作品)
見る
狗
漢検準1級
部首:⽝
8画
児
常用漢字
小4
部首:⼉
7画
“狗”で始まる語句
狗
狗子
狗肉
狗鼠
狗賓
狗兒
狗吠
狗奴
狗骨
狗様
“狗児”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
エドガー・アラン・ポー
薄田泣菫
内田魯庵
蒲原有明
中里介山
森鴎外
泉鏡花
岡本綺堂