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掉立
ふりがな文庫
“掉立”の読み方と例文
読み方
割合
ふりた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふりた
(逆引き)
ツイ其処に生後まだ一ヵ月も
経
(
た
)
たぬ、むくむくと
肥
(
ふと
)
った、赤ちゃけた
狗児
(
いぬころ
)
が、小指程の
尻尾
(
しっぽ
)
を千切れそうに
掉立
(
ふりた
)
って、
此方
(
こちら
)
を
瞻上
(
みあ
)
げている。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
「
太夫
(
たゆう
)
いの、太夫いの。」と呼ぶと、駕籠の中で、しゃっきりと
天窓
(
あたま
)
を
掉立
(
ふりた
)
て
国貞えがく
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と
顱巻
(
はちまき
)
を
掉立
(
ふりた
)
てますと、のう。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
掉立(ふりた)の例文をもっと
(3作品)
見る
掉
漢検1級
部首:⼿
11画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“掉”で始まる語句
掉
掉尾
掉上
掉下
掉傾
掉冠
掉抜
“掉立”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
泉鏡花