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こいぬ
ふりがな文庫
“こいぬ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
小狗
33.3%
小犬
30.6%
仔犬
22.2%
子狗
5.6%
子犬
5.6%
狗児
2.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小狗
(逆引き)
犬嫌
(
いぬぎらい
)
の父は泊めた
其夜
(
そのよ
)
を
啼明
(
なきあか
)
されると、うんざりして了って、
翌日
(
あくるひ
)
は是非
逐出
(
おいだ
)
すと言出したから、私は
小狗
(
こいぬ
)
を抱いて逃廻って、
如何
(
どう
)
しても放さなかった。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
こいぬ(小狗)の例文をもっと
(12作品)
見る
小犬
(逆引き)
其時
(
そのとき
)
小犬
(
こいぬ
)
ほどな
鼠色
(
ねづみいろ
)
の
小坊主
(
こばうず
)
が、ちよこ/\とやつて
来
(
き
)
て、
啊呀
(
あなや
)
と
思
(
おも
)
ふと、
崖
(
がけ
)
から
横
(
よこ
)
に
宙
(
ちゆう
)
をひよいと、
背後
(
うしろ
)
から
婦人
(
をんな
)
の
背中
(
せなか
)
へぴつたり。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
こいぬ(小犬)の例文をもっと
(11作品)
見る
仔犬
(逆引き)
私は少年の頃
白毛
(
しろげ
)
の
仔犬
(
こいぬ
)
を飼つた事があつた。仔犬は閑さへあれば近所の犬と咬み合ひをしたが、いつも負かされがちだつた。
茶話:08 大正十五(一九二六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
こいぬ(仔犬)の例文をもっと
(8作品)
見る
▼ すべて表示
子狗
(逆引き)
年久く
飼
(
かは
)
るる
老猫
(
ろうみよう
)
の
凡
(
およ
)
そ
子狗
(
こいぬ
)
ほどなるが、棄てたる雪の
塊
(
かたまり
)
のやうに
長火鉢
(
ながひばち
)
の
猫板
(
ねこいた
)
の上に
蹲
(
うづくま
)
りて、前足の
隻落
(
かたしおと
)
して
爪頭
(
つまさき
)
の灰に
埋
(
うづも
)
るるをも知らず、
齁
(
いびき
)
をさへ
掻
(
か
)
きて
熟睡
(
うまい
)
したり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
こいぬ(子狗)の例文をもっと
(2作品)
見る
子犬
(逆引き)
クリストフはほかにすることもなかったので、あとからついていった。そしていつもの通り、
子犬
(
こいぬ
)
のようにじゃれついていじめた
揚句
(
あげく
)
、とうとう
息
(
いき
)
を
切
(
き
)
らして、
小父
(
おじ
)
の足もとの
草
(
くさ
)
の上にねころんだ。
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
こいぬ(子犬)の例文をもっと
(2作品)
見る
狗児
(逆引き)
床には四角の煉瓦が鋪いてあり、椅子やテーブルは黒い木材でこさえてあり、その脚はひょろ長く曲っていて
狗児
(
こいぬ
)
の足のようだ。
鐘塔の悪魔
(新字新仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
ちょうど戸口のところには、テーブルと同じように曲った
狗児
(
こいぬ
)
の足のような脚の、
倚
(
よ
)
り掛かりの高い、
鞣皮
(
なめしがわ
)
で張った
肱掛椅子
(
ひじかけいす
)
に、この家の主人が腰をかけている。
鐘塔の悪魔
(新字新仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
こいぬ(狗児)の例文をもっと
(1作品)
見る
“こいぬ”の意味
《名詞》
(小犬)体つきが小さな犬。小型犬。
(子犬、仔犬)成犬、老犬に対し子供の犬。幼い犬。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
いぬころ
くじ
ちんころ