“鞣皮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なめしがわ81.0%
なめしがは9.5%
なめしかは4.8%
なめしかわ4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父はジャン・ジョセフという名で、鞣皮なめしがわをつくる仕事をしていたので、それだけに家も貧しく、みすぼらしい生活をしていたのでした。
ルイ・パストゥール (新字新仮名) / 石原純(著)
鞣皮なめしがはの匂がするかと思へば
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
明るく、強く、切るやうに、鋼鉄は鞣皮なめしかはの鞘から滑り出してその陰険な、人に媚びるやうな光沢を現した。
不可説 (新字旧仮名) / アンリ・ド・レニエ(著)
二、三分たつと、はたして鼻は出て来た。彼は立襟のついた金の縫い取りをした礼服に鞣皮なめしかわのズボンをはいて、腰には剣を吊っていた。
(新字新仮名) / ニコライ・ゴーゴリ(著)