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なめしがわ
ふりがな文庫
“なめしがわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鞣皮
45.9%
鞣革
40.5%
熟皮
2.7%
皮革
2.7%
革
2.7%
靱皮
2.7%
鞣
2.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鞣皮
(逆引き)
鞣皮
(
なめしがわ
)
も上等のものには臭気なし。されば物にして本来の臭気を脱せざるものは悉く未だ到らざるものとなして可なるが如し。
偏奇館漫録
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
なめしがわ(鞣皮)の例文をもっと
(17作品)
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鞣革
(逆引き)
「心臓が
鞣革
(
なめしがわ
)
で出来ているんだね。しかし僕が幹事を勤めているからには、もう只じゃ義太夫も謡曲も
唸
(
うな
)
らせない」
冠婚葬祭博士
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
なめしがわ(鞣革)の例文をもっと
(15作品)
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熟皮
(逆引き)
これは純粋の
雑戸
(
ざっこ
)
で、
熟皮
(
なめしがわ
)
の技術に慣れた
高麗
(
こま
)
人や、
百済
(
くだら
)
人などがこれになったのもありましょうし、
鎧作
(
よろいつくり
)
・
鞆張
(
ともはり
)
・
鞍作
(
くらつくり
)
等、その他一切の皮革を扱うもの、みなこれに属する訳です。
特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
なめしがわ(熟皮)の例文をもっと
(1作品)
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皮革
(逆引き)
そういううちにマダムの
背後
(
うしろ
)
に隠れていた白い肉付きのいい右手が前に出て来た。その手には黒い、短い、
皮革
(
なめしがわ
)
の
鞭
(
むち
)
がシナシナと
撓
(
しな
)
っていた。
継子
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
なめしがわ(皮革)の例文をもっと
(1作品)
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革
(逆引き)
黒漆の
革
(
なめしがわ
)
の帯の背部の飾りを、石で造ったものをいうので、衣冠束帯の当時の朝服の帯であり、位階によりて定制があり、紀伊石帯、出雲石帯等があれば、石の形にも
方
(
けた
)
なのもあれば丸なのもある。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
なめしがわ(革)の例文をもっと
(1作品)
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靱皮
(逆引き)
そこには、
靱皮
(
なめしがわ
)
の帯をしめて、わざと爪を長くしたパリサイの徒もいた事であろうし、髪に青い粉をつけて、ナルドの油の匂をさせた娼婦たちもいた事であろう。
さまよえる猶太人
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
なめしがわ(靱皮)の例文をもっと
(1作品)
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鞣
(逆引き)
オロチョン人の手製に成った
馴鹿
(
トナカイ
)
の
鞣
(
なめしがわ
)
の鞄や、財布——それは太い色糸で不細工に稚拙に装飾してあった——白樺の皮鍋、アイヌの
厚司
(
あつし
)
模様のついた
菅
(
すげ
)
の手提げ
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
なめしがわ(鞣)の例文をもっと
(1作品)
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“なめしがわ”の意味
《名詞》
鞣してやわらかくした皮革。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
かわ
なめしがは
ひかく
あらた
あらたま
かは
がは
がわ
すす
すみや