“皮革”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かわ60.0%
ひかく30.0%
なめしがわ10.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
南部馬だの、鉄だの皮革かわだの、又砂金などを小田原へ売り込みに来る奥州船は、帰りには、織物雑穀などを仕入て、御幸浜みゆきがはまからいかりを抜く。
篝火の女 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「そうしたらお二人は、貴方のトランクの中に在る、鉛のたまを繋いだ皮革かわの鞭で打ち殺されてしまわれるでしょう」
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
鍛冶、染物、皮革ひかくなどの職人のみが多く住んでいる裏町の一かくは、ふいごの赤い火や、つちの音や、働くもののわめきなどで、夜も日もあったものではない。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
農耕、土木、鍛冶かじ、木工、染色、皮革ひかくなめし、車輛しゃりょう作り、牧畜、酪農らくのう機織はたおりなど、その生産は、あらゆる部門にわたっている。だが、ここでの消費物資ではない。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そういううちにマダムの背後うしろに隠れていた白い肉付きのいい右手が前に出て来た。その手には黒い、短い、皮革なめしがわむちがシナシナとしなっていた。
継子 (新字新仮名) / 夢野久作(著)