“小狗”の読み方と例文
読み方割合
こいぬ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
周防すおうにはまたトトコグサ、その他これに近い語がわずかずつの変化をもって行われ、そのトトコ等は、すべて皆小狗こいぬのことである。
犬嫌いぬぎらいの父は泊めた其夜そのよ啼明なきあかされると、うんざりして了って、翌日あくるひは是非逐出おいだすと言出したから、私は小狗こいぬを抱いて逃廻って、如何どうしても放さなかった。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
おりからイエスは食事をしておられたのでしょう、女に向かって「子供のパンを取りて小狗こいぬに投げ与うるは善からず」と軽くお答えになりました(七の二七)。