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ひしゃ
ふりがな文庫
“ひしゃ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
挫
60.0%
飛車
13.3%
飛叉
6.7%
圧拉
6.7%
披砂
6.7%
潰
6.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
挫
(逆引き)
そのまま、
茄子
(
なす
)
の
挫
(
ひしゃ
)
げたような、
褪
(
あ
)
せたが、紫色の小さな
懐炉
(
かいろ
)
を取って、黙って
衝
(
つ
)
と技師の胸に差出したのである。
露肆
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ひしゃ(挫)の例文をもっと
(9作品)
見る
飛車
(逆引き)
用なしの
身体
(
からだ
)
ゆえ、客人が
其処
(
そこ
)
へ寄って、
路傍
(
みちばた
)
に立って、両方ともやたらに
飛車
(
ひしゃ
)
角
(
かく
)
の
取替
(
とりか
)
えこ、ころりころり
差違
(
さしちが
)
えるごとに、ほい、ほい、と言う勇ましい
懸声
(
かけごえ
)
で。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ひしゃ(飛車)の例文をもっと
(2作品)
見る
飛叉
(逆引き)
「口ほどでもないやつ」と、追いかけると、陳応は、何をっと
喚
(
おめ
)
いて、
飛叉
(
ひしゃ
)
を投げつけた。趙雲は、それを片手に受けて
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この陳応という者は、
飛叉
(
ひしゃ
)
と称する武器を良く使う。二
股
(
また
)
の大鎌槍とでもいうような凄い打ち物である。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ひしゃ(飛叉)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
圧拉
(逆引き)
ヒイッと悲鳴で
仰向
(
あおむ
)
けに土間に転がり落ちると、その下になって、ぐしゃりと
圧拉
(
ひしゃ
)
げたように、膝を
頭
(
ず
)
の上へ立てて、
蠢
(
うご
)
めいた
頤髯
(
あごひげ
)
のある立派な紳士は、
附元
(
つけもと
)
から
引断
(
ひきき
)
れて片足ない
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ひしゃ(圧拉)の例文をもっと
(1作品)
見る
披砂
(逆引き)
確か大田
蜀山
(
しょくさん
)
の『玉川
披砂
(
ひしゃ
)
』という見聞録の中に、多摩川南の
関戸
(
せきど
)
村の某氏の古文書中に、天文頃小田原北条家の出したもので、新宿興行に付き七年荒野申し付くる云々というのがある。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
ひしゃ(披砂)の例文をもっと
(1作品)
見る
潰
(逆引き)
だから、あの
風精
(
ジルフス
)
のユーモアは、今のような論理追求だけで
潰
(
ひしゃ
)
げてしまうようなしろものじゃない。きっと
水精
(
ウンディヌス
)
などとは似ても似つかぬほど、狂暴的な
幻想的
(
ファンタスチック
)
なものに違いないのだ。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
ひしゃ(潰)の例文をもっと
(1作品)
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