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附元
ふりがな文庫
“附元”の読み方と例文
読み方
割合
つけもと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つけもと
(逆引き)
と
引捻
(
ひんねじ
)
れた四角な口を、額まで
闊
(
かつ
)
と開けて、
猪首
(
いくび
)
を
附元
(
つけもと
)
まで
窘
(
すく
)
める、と見ると、
仰状
(
のけざま
)
に
大欠伸
(
おおあくび
)
。余り
度外
(
どはず
)
れなのに、自分から
吃驚
(
びっくり
)
して
露肆
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
店
一杯
(
いっぱい
)
に
雛壇
(
ひなだん
)
のやうな台を置いて、
最
(
いと
)
ど薄暗いのに、
三方
(
さんぽう
)
を
黒布
(
くろぬの
)
で
張廻
(
はりまわ
)
した、壇の
附元
(
つけもと
)
に、
流星
(
ながれぼし
)
の
髑髏
(
しゃれこうべ
)
、
乾
(
ひから
)
びた
蛾
(
ひとりむし
)
に似たものを、点々並べたのは
的
(
まと
)
である。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
店一杯に
雛壇
(
ひなだん
)
のような台を置いて、いとど薄暗いのに、三方を黒布で張廻した、壇の
附元
(
つけもと
)
に、
流星
(
ながれぼし
)
の
髑髏
(
しやれこうべ
)
、
乾
(
ひから
)
びた
蛾
(
ひとりむし
)
に似たものを、点々並べたのは
的
(
まと
)
である。
伯爵の釵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
附元(つけもと)の例文をもっと
(6作品)
見る
附
常用漢字
中学
部首:⾩
8画
元
常用漢字
小2
部首:⼉
4画
“附元”で始まる語句
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