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御祐筆
ふりがな文庫
“御祐筆”の読み方と例文
読み方
割合
ごゆうひつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごゆうひつ
(逆引き)
「何でも
天璋院
(
てんしょういん
)
様の
御祐筆
(
ごゆうひつ
)
の妹の御嫁に行った
先
(
さ
)
きの
御
(
お
)
っかさんの
甥
(
おい
)
の娘なんだって」「何ですって?」「あの天璋院様の御祐筆の妹の御嫁にいった……」
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
先生は色の黒い
菊石面
(
あばたづら
)
で、お媼さんは四角い白っちゃけた顔の、上品な人で、昔は
御祐筆
(
ごゆうひつ
)
なのだから
手跡
(
しゅせき
)
がよいという評判だった。
御新
(
ごしん
)
さんはまだ若くって、可愛らしい顔の女だった。
旧聞日本橋:03 蕎麦屋の利久
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
ビタちゃんとしてはいささか気がさすねえ、なあに、
御祐筆
(
ごゆうひつ
)
の方へ申し込めば、御祐筆はみんなお人よしぞろいだから、ビタちゃんの言うなりにはなるがね、ビタちゃんの眼鏡の貫禄として
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
御祐筆(ごゆうひつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
祐
漢検準1級
部首:⽰
9画
筆
常用漢字
小3
部首:⽵
12画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
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御免
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中里介山
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夏目漱石
吉川英治