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文言
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ぶんげん
ふりがな文庫
“
文言
(
ぶんげん
)” の例文
といったまま、また
祐筆
(
ゆうひつ
)
にむかってなにか
文言
(
ぶんげん
)
をさずけている。と、
福島正則
(
ふくしままさのり
)
、
和田呂宋兵衛
(
わだるそんべえ
)
と
蚕婆
(
かいこばばあ
)
の
修道士
(
イルマン
)
を連れてはるかに
平伏
(
へいふく
)
させた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
文言
(
ぶんげん
)
は簡単であったけれど、その文言の裏に、手紙全体に、恐怖に
戦
(
おのの
)
いている彼女の姿が、まざまざと見える様だった。
陰獣
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
孔子、晩にして易を
喜
(
この
)
み、
彖
(
たん
)
、
繋
(
けい
)
、
象
(
しょう
)
、
説卦
(
せっか
)
、
文言
(
ぶんげん
)
を
序
(
つい
)
ず。易を読み、
韋編
(
いへん
)
三たび絶つ。曰く、我に数年を仮し、かくの
若
(
ごと
)
くせば、われ易に於て則ち
彬彬
(
ひんぴん
)
たらん。(『孔子全集』、一九六五)
孔子
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
その
文言
(
ぶんげん
)
は次の如くであった。
恐怖王
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
“文言”の意味
《名詞》
文 言(ぶんげん、もんごん)
(もんごん、ぶんげん)(多くは契約書や宣言文、格言など、格式張った文章について)文章中の語句、言葉遣い。
(ぶんげん)中国における伝統的な文章表現(文語)、すなわち日本語でいうところの漢文。またそのような文体。対義語は白話。
(出典:Wiktionary)
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
“文言”で始まる語句
文言通