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饗筵
ふりがな文庫
“饗筵”の読み方と例文
読み方
割合
きょうえん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょうえん
(逆引き)
過ぐる日の
饗筵
(
きょうえん
)
に、卓上の酒尽きて、居並ぶ人の舌の根のしどろに
緩
(
ゆる
)
む時、首席を占むる隣り合せの二人が、何事か
声高
(
こわだか
)
に
罵
(
ののし
)
る声を聞かぬ者はなかった。
幻影の盾
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
婚礼の祝宴の夜、アグリパイナは、その新郎の荒飲の果の思いつきに依り、新郎
手飼
(
てがい
)
の数匹の老猿をけしかけられ、
饗筵
(
きょうえん
)
につらなれる好色の酔客たちを狂喜させた。新郎の名は、ブラゼンバート。
古典風
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
饗筵(きょうえん)の例文をもっと
(2作品)
見る
饗
漢検準1級
部首:⾷
22画
筵
漢検1級
部首:⽵
13画
“饗”で始まる語句
饗応
饗宴
饗
饗應
饗庭
饗膳
饗庭篁村
饗饌
饗応役
饗応奉行
“饗筵”のふりがなが多い著者
夏目漱石
太宰治