“尼僧”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にそう60.0%
あま30.0%
あまさん10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ヴィテルの尼僧にそう病院に収容されることになって、マタ・アリもパリーから行っているが、それは、恋半分、使命半分の動機からだった。
戦雲を駆る女怪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
だから、尼僧あまともつかず、大黒だいこくともつかず、と言つて普通のうちの細君でもなし——まあ、門徒寺もんとでらに日を送る女といふものは僕も初めて見た。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
彼女が未だこの下宿へ通って来る頃には、あの僧侶ぼうさん尼僧あまさんとの伝説に関したものを見つけて置いてそれを彼女に読ました事を思い出した。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)