“小野田幸之進”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
をのだかうのしん50.0%
おのだかうのしん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貞柳ていりうと云ひしが此者通仙と入魂じゆこんなりし故妻子の難儀を見兼ねて世話をなしける處あまさきの藩中に小野田幸之進をのだかうのしんと云人有りしが勘定頭かんぢやうがしら
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
上我々は上方者にて御當地ごたうちに知人もなくやむ事を得ず御山内に住居仕すまひつかまつり候と申立るを大岡殿どの呵々から/\と笑はれ白痴たはけめ知人なしとて宿屋もあり汝等なんぢらが罪は明白にれて居るぞ江尻えじりに於て小野田幸之進をのだかうのしん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
あづけ候と一々白状に及びしかば是にて落着致し五月九日吉原町引合の者并にあまヶ崎の城主松平縫頭殿まつだひらぬひのかみどの留守居等るすゐとう殘らず呼出され大岡殿どの右留守居にむかはれ先年江尻宿えじりじゆくに於て松平縫殿頭家來小野田幸之進おのだかうのしんと申者盜賊に切害せつがいせられ金銀を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)