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天生峠
ふりがな文庫
“天生峠”の読み方と例文
読み方
割合
あまふたうげ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あまふたうげ
(逆引き)
世
(
よ
)
の
譬
(
たとへ
)
にも
天生峠
(
あまふたうげ
)
は
蒼空
(
あをぞら
)
に
雨
(
あめ
)
が
降
(
ふ
)
るといふ
人
(
ひと
)
の
話
(
はなし
)
にも
神代
(
じんだい
)
から
杣
(
そま
)
が
手
(
て
)
を
入
(
い
)
れぬ
森
(
もり
)
があると
聞
(
き
)
いたのに、
今
(
いま
)
までは
余
(
あま
)
り
樹
(
き
)
がなさ
過
(
す
)
ぎた。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
さあ、
之
(
これ
)
からが
名代
(
なだい
)
の
天生峠
(
あまふたうげ
)
と
心得
(
こゝろえ
)
たから、
此方
(
こツち
)
も
其気
(
そのき
)
になつて、
何
(
なに
)
しろ
暑
(
あつ
)
いので、
喘
(
あへ
)
ぎながら、
先
(
ま
)
づ
草鞋
(
わらぢ
)
の
紐
(
ひも
)
を
締直
(
しめなほ
)
した。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
今
(
いま
)
も
人
(
ひと
)
の
恐
(
おそ
)
るゝ、
名代
(
なだい
)
の
天生峠
(
あまふたうげ
)
を
越
(
こ
)
して、あゝ
降
(
ふ
)
つたる
雪
(
ゆき
)
かな、と
山蛭
(
やまひる
)
を
袖
(
そで
)
で
拂
(
はら
)
つて、
美人
(
びじん
)
の
孤家
(
ひとつや
)
に
宿
(
やど
)
つた
事
(
こと
)
がある。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
天生峠(あまふたうげ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“天生峠”の解説
天生峠(あもうとうげ)は、岐阜県飛騨市と大野郡白川村の境界上に位置する標高1,289mの峠。
(出典:Wikipedia)
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
峠
常用漢字
中学
部首:⼭
9画
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