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海郎
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あま
ふりがな文庫
“
海郎
(
あま
)” の例文
いつの
時代
(
ときよ
)
なりけん。紀の国
二
三輪が崎に、
大宅
(
おほや
)
の竹助といふ人在りけり。此の人
三
海の
幸
(
さち
)
ありて、
海郎
(
あま
)
どもあまた養ひ、
四
鰭
(
はた
)
の
広
(
ひろ
)
物
狭
(
さ
)
き物を
尽
(
つく
)
してすなどり、家豊かに暮しける。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
紀
(
き
)
の
国
(
くに
)
の
三輪
(
みわ
)
が
崎
(
さき
)
に
大宅竹助
(
おおやのたけすけ
)
と云うものがあって、
海郎
(
あま
)
どもあまた養い、
鰭
(
はた
)
の
広物
(
ひろもの
)
、
狭
(
さ
)
き
物
(
もの
)
を尽して
漁
(
すなど
)
り、家
豊
(
ゆたか
)
に暮していたが、三人の小供があって、上の男の子は、父に代って家を治め
蛇性の婬 :雷峰怪蹟
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
師が許にて
二三
傘
(
おほがさ
)
かりて帰るに、
二四
飛鳥
(
あすか
)
の
二五
神秀倉
(
かんほぐら
)
見やらるる
辺
(
ほとり
)
より、雨もやや
頻
(
しきり
)
なれば、
其所
(
そこ
)
なる
海郎
(
あま
)
が屋に立ちよる。あるじの
老
(
おきな
)
はひ出でて、こは
二六
大人
(
うし
)
の
弟子
(
おとご
)
の君にてます。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
郎
常用漢字
中学
部首:⾢
9画
“海”で始まる語句
海
海岸
海嘯
海鼠
海苔
海老
海月
海原
海辺
海人