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旨
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あま
ふりがな文庫
“
旨
(
あま
)” の例文
夏は
氷盤
(
ひょうばん
)
に
莓
(
いちご
)
を盛って、
旨
(
あま
)
き血を、クリームの白きなかに
溶
(
とか
)
し込むところにある。あるときは熱帯の
奇蘭
(
きらん
)
を見よがしに匂わする温室にある。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
愛せらるる事を専門にするものと、愛する事のみを念頭に置くものとが、
春風
(
はるかぜ
)
の吹き回しで、
旨
(
あま
)
い潮の
満干
(
みちひき
)
で、はたりと天地の前に行き
逢
(
あ
)
った時、この変則の愛は成就する。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“旨”の意味
《名詞》
(むね)事のおもむき、こころ、題意、趣旨、意味。
(出典:Wiktionary)
旨
常用漢字
中学
部首:⽇
6画
“旨”を含む語句
旨味
御旨
旨趣
宗旨
令旨
旨々
楽旨
綸旨
聖旨
主旨
論旨
趣旨
奥旨
勅旨
御綸旨
宗旨替
宣旨
要旨
叡旨
旨煮
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