トップ
>
蜑女
>
あま
ふりがな文庫
“
蜑女
(
あま
)” の例文
蜑女
(
あま
)
の所作を美化したものですが、こういう画はどちらかと言いますと損な画で、いわゆる新しい様式のものではございません。
「汐くみ」の画に就いて
(新字新仮名)
/
上村松園
(著)
乳
(
ち
)
のまわり、胸に、六ところ、剃り落しても剃り落しても
赤斑
(
あかまだら
)
の毛が生える、浅間しさ、
情
(
なさけ
)
なさに取詰めた、最後は、
蜑女
(
あま
)
の絵が抜出したように取乱して、表二階の床の掛軸「喝」という字に
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
つたへいふ
蜑女
(
あま
)
のほそ路
駱駝の瘤にまたがつて
(旧字旧仮名)
/
三好達治
(著)
真中
(
まんなか
)
に例の
卓子台
(
ちゃぶだい
)
。で欄間に三枚つづきの
錦画
(
にしきえ
)
が額にして掛けてある。
優婉
(
ゆうえん
)
、
娜麗
(
だれい
)
、
白膩
(
はくじ
)
、
皓体
(
こうたい
)
、乳も胸も、滑かに濡々として、まつわる
緋縮緬
(
ひぢりめん
)
、流れる水浅黄、誰も知った——歌麿の
蜑女
(
あま
)
一集の姿。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
水を出てくる
蜑女
(
あま
)
の群れ
駱駝の瘤にまたがつて
(旧字旧仮名)
/
三好達治
(著)
▼ もっと見る
蜑女
(
あま
)
の焚く煙ひとすぢ
駱駝の瘤にまたがつて
(旧字旧仮名)
/
三好達治
(著)
蜑
漢検1級
部首:⾍
13画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
“蜑”で始まる語句
蜑
蜑小舟
蜑戸
蜑民
蜑煙
蜑舟
蜑崎照文