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蜑
ふりがな文庫
“蜑”の読み方と例文
読み方
割合
あま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あま
(逆引き)
吻
(
ほっ
)
と一息つく間もない、
吹煽
(
ふきあお
)
らるる北海の荒浪が、どーん、どーんと、ただ
一処
(
ひとところ
)
のごとく打上げる。……歌麿の絵の
蜑
(
あま
)
でも、かくのごとくんば
溺
(
おぼ
)
れます。
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
潮風
(
しおかぜ
)
に吹き流されて。この島の
磯
(
いそ
)
にでも打ちあげれば、
蜑
(
あま
)
の子が拾うて
薪
(
たきぎ
)
にでもしてしまうだろう。
俊寛
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
... あまとあるは、海に潜る海女にてはなく、
古
(
いにしえ
)
は海辺の遊女の異名であった
蜑
(
あま
)
を指したもので」。刀自殿は
異
(
い
)
な顔をして「それまた、変った御説よの」と乗出してこられた。
玉取物語
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
蜑(あま)の例文をもっと
(20作品)
見る
蜑
漢検1級
部首:⾍
13画
“蜑”を含む語句
蜑女
蜑小舟
蜑崎照文
蜑戸
蜑民
蜑煙
蜑舟
“蜑”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
高浜虚子
倉田百三
北原白秋
正岡子規
中里介山
薄田泣菫
久生十蘭
江戸川乱歩
芥川竜之介