“ウ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:
語句割合
8.5%
8.5%
6.4%
6.4%
6.4%
4.3%
4.3%
4.3%
4.3%
4.3%
4.3%
2.1%
2.1%
2.1%
2.1%
2.1%
2.1%
2.1%
2.1%
2.1%
2.1%
2.1%
2.1%
2.1%
2.1%
2.1%
穿2.1%
2.1%
鸕鷀2.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五葷ハ即チ五辛ニシテ其辛臭ニシテ神ヲ昏マシ性ヲツヲ謂フナリ、錬丹家[牧野いう
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
加フルニ、民ハ疲レ、諸卒ミテ、兵器馬具モ、リ腐リテ、新鋭ノ精ナク、武人、イタヅラニ壮語大言ヲナスモ、田牛行馬デンギウカウバハ痩セ衰ヘテ、コレヲ戦場ニ駆ルモ、何ノ用カスベキ。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さうして、そんなことにかまけることなく、何の訣やら知れぬが、一心に絲をみ、機を織つて居る育ての姫が、いとほしくてたまらぬのであつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
明治の憲法にかんする勅語(明治二十二年二月十一日)の一節には、「国家統治ノ大権ハ、朕力之ヲ祖宗ニケテ、之ヲ子孫ニ伝フル所ナリ。」
摺り染めや、ち染めの技術も、女たちの間には、目立たぬ進歩が年々にあつたが、で染めの爲の染料が、韓の技工人テビトの影響から、途方もなく變化した。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
コレは、晋唐の新しい文学の影響を、受け過ぎるほどけ入れた文人かたぎの彼には、数年来珍しくもなくなつた癖である。かうして、何処ドコまで行くのだらう。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
卯女ウメ年の女の子だからの由)という名。中野卯女。
彼ノ欲スルママニ如何ナル物品生物ニモ変ゼシメル力ヲ与エ給エリ、タダシソレニハ一ツノ条件ガアッテ毎朝午前六時ニハ必ズ起キ出デテ呪文ヲ三度唱ウルコトコレナリ。
軍用鼠 (新字新仮名) / 海野十三(著)
泊帆舟小トマイマーラングワや ちよてちびふゆさ
沖縄の旅 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
名称は、名づけて金丸と申します。私の不断の研究の結果に依つて製法を見出しました。
毒気 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
これら眷属を引き連れて来て、田植えのすむまで居て、さなぶりをけて還る。この群行の神は皆簔を着て、笠に顔を隠していた。いわば昔考えたおにの姿なのである。
水の女 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
不滅フメツ真理シンリ微笑ホホエンデオシエル、「一長一短イッチョウイッタン。」ケサ、快晴カイセイ、ハネキテ、マコト、スパルタノ愛情アイジョウキミ右頬ミギホオフタツ、マタツ、ツヨツ。他意タイナシ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
女房ニョウボウノヘソクリヌスンデ短銃タンジュウウガゴトキトキメキ、一読イチドク、ムセビイテ、三嘆サンタン、ワガクダラナクキタナカベアタマチツケタキオモイ、アア、キミ姿スガタノミ燦然サンゼンマワリノハナ石坂君イシザカクン
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
大阪オサカ出てから、はや、玉造。笠を買なら、深江が名所
だいがくの研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
そんな風な処々は、の毛で突いた程も、見えませんでした。
芝居に出た名残星月夜 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
……大友皇子手に香炉を執りて先起ちて誓盟して曰はく、六人(赤兄・金・果安・人・大人及び皇子)心をトモにして天皇の詔をく。
「我レ東ヲチシヨリ、茲ニ六年ニナリヌ、又天皇ノリテ、兇徒キョウトコロサレヌ。」と、後世つくられた、いわゆる「建国の詔」に、その事が明らかにされてある。
源河女童ミヤラビの すぢどころ(源河節)
若水の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
それでこれは「きよけく」と訓すればよいのであります。「けく」「無けく」「けく」など形容詞の語尾の「け」は皆「ケ」の甲類の仮名を用いています。
古代国語の音韻に就いて (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
さうして其後が「掌やらゝに、ちあげ給はね。わが長寿者トコヨ(常齢)たち」(顕宗紀)の囃し詞めいた文で結んでゐる。此処にも、室ほぎと生命の寿との関係が見える。
国文学の発生(第二稿) (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
是に八十神見て、また欺きて、山に率て入りて、大樹を切り伏せ、矢を茹め、其木に打立て、其中に入らしめて、即ち其比目矢ヒメヤを打離ちて、ち殺しき。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
さすがに我強ガヅヨい刀自たちも、此見覚えのある、美しい箱が出て来た時には、暫らくたれたやうに、顔を見合せて居た。さうしてノチアトで恥しからうことも忘れて、皆声をあげて泣いたものであつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
「古人子貢しこうの言葉にもある——ココニ美玉アリ、ヒツニオサメテカクセリ、善価ヨキアタイヲ求メテランカナ——と」
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
れて垂れて稲は刈られるばかり
行乞記:01 (一) (新字旧仮名) / 種田山頭火(著)
タレタ冬ノ街衢カラ獣血ニソマル
逸見猶吉詩集 (新字旧仮名) / 逸見猶吉(著)
師匠ししょうさまがつらつら亀卜きぼく卦面かめんを案じまするに、すなわち、——富岳フガク鳳雛ホウスウマレ、五狂風キョウフウショウジ、喬木キョウボクアクツミイダイテライカル——とござりましたそうです
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
なす(寝) いそはく(<イソふ) またく(<待つ) はやす(<ゆ) こらす(<懲る) うがつ(<穿く) わがぬ(<曲ぐ) おさふ(<圧す) たゝかふ(<叩く)
日本品詞論 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
「事ノ利ト云フハ、我一ヲモツテ敵ノ二ニ応ズル所也。タトヘバ、撃チテケ、外シテ斬ル。是レ一ヲ以テ二ニ応ズル事也。請ケテ打チ、外シテ斬ルハ、一ハ一、二ハ二ニ応ズル事也。一ヲ以テ二ニ応ズル時ハ必ズ勝ツ」
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
鼠 告天子ヒバリ 白頭翁ヒヨドリ 金翅鳥ヒワ 白頬鳥シジウカラ 鴎 鸕鷀 綉眼ノジロ 燕 鷲 角鷹 穴鳥
他計甚麽(竹島)雑誌 (旧字旧仮名) / 松浦武四郎(著)