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戮
ふりがな文庫
“戮”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
りく
56.3%
あは
18.8%
あわ
6.3%
こ
6.3%
ころ
6.3%
コロ
6.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りく
(逆引き)
ことに、
己
(
おのれ
)
の家族が
戮
(
りく
)
せられてふたたび漢に戻る気持を失ってからは、いっそうこの「漢節を持した牧羊者」との面接を避けたかった。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
戮(りく)の例文をもっと
(9作品)
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あは
(逆引き)
日本紀略にも罪状は出て居らぬが、都まで通つた悪事でもあり、人数も多いから、いづれ党を組み力を
戮
(
あは
)
せて
為
(
し
)
た事だらう。何にしても前科者だ、
一筋
(
ひとすぢ
)
で行く男では無い。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
戮(あは)の例文をもっと
(3作品)
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あわ
(逆引き)
この時、幕府、夷書を下して言路を開く。余、同志と議し、
苟
(
いやし
)
くも二、三の名侯心を
協
(
かな
)
え力を
戮
(
あわ
)
せ、正義を発し俗説を排するもの有らば、則ち天下の論定まらんと。しばしばこれを政府に
言
(
もう
)
す。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
戮(あわ)の例文をもっと
(1作品)
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こ
(逆引き)
電火は人を
戮
(
こ
)
ろすと謂ふ。然り、
渠
(
かれ
)
は魔物なり。然れども少しく造化の理を探れ、自からに電火の起らざるべからざるものあるを悟れ、天の気と地の気と、相会せざる可からざるものあるを察せよ。
「桂川」(吊歌)を評して情死に及ぶ
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
戮(こ)の例文をもっと
(1作品)
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ころ
(逆引き)
いはゆる骨肉相疑ひ、同族相
戮
(
ころ
)
した、仇と味方のおくつき所——何某の墓、何某の墓としるした立札が、そちこちの途の邊に見えた。
滑川畔にて
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
戮(ころ)の例文をもっと
(1作品)
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コロ
(逆引き)
「我レ東ヲ
征
(
ウ
)
チシヨリ、茲ニ六年ニナリヌ、又天皇ノ
威
(
イ
)
ヲ
頼
(
カ
)
リテ、
兇徒
(
キョウト
)
戮
(
コロ
)
サレヌ。」と、後世つくられた、いわゆる「建国の詔」に、その事が明らかにされてある。
天皇:誰が日本民族の主人であるか
(新字新仮名)
/
蜷川新
(著)
戮(コロ)の例文をもっと
(1作品)
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戮
漢検1級
部首:⼽
15画
“戮”を含む語句
殺戮
誅戮
戮力
殺戮者
刑戮
大殺戮
市戮
掃滅殺戮
構陥讒戮
殺戮戦
被戮
“戮”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
蜷川新
山東京山
徳富蘇峰
司馬遷
嘉村礒多
井上円了
中島敦
幸田露伴
福沢諭吉