“りく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
78.2%
16.4%
離苦3.6%
離垢1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たとえ、ちちは、たがいにおもっても、いく千マイルとなくへだたっていました。そして、まだ、なんのりくらしいものもにはいりません。
お父さんの見た人形 (新字新仮名) / 小川未明(著)
実に正義之人国之元気に御座候間、一人にりくせられ候へば、自ら元気をそこなひ候。自ら元気を戕候へ、性命も随而したがつて滅絶仕候。
津下四郎左衛門 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
の時に疾翔大力、爾迦夷るかゐに告げていはく、あきらかに聴け諦に聴け。これを思念せよ。我今なんぢに梟鵄もろもろ悪禽あくきん離苦りく解脱げだつの道を述べんと。
二十六夜 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
離垢りく法土ほうどげんずるよ
全都覚醒賦 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)