“殺戮者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さつりくしゃ66.7%
さつりくしや33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その身に付けた下衣したぎまでが、殺戮者さつりくしゃに対する貢物として、自分の目の前にさらされているのを見ながら、なおその飽き足らない欲心は、さすが悪人の市九郎の目をこぼれた頭のものにまで及んでいる
恩讐の彼方に (新字新仮名) / 菊池寛(著)
ユダヤ人殺戮者さつりくしゃのラウール修道士をうち破り、一一四八年にはランスの会議を統べ、ポアティエの司教ジルベール・ド・ラ・ポレーを罪し、エオン・ド・レトアールを罪し、諸侯の軋轢あつれきをやめさせ
平次はこの意味のない殺戮者さつりくしやを、心から憎む一人だつたのです。