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軋轢
ふりがな文庫
“軋轢”の読み方と例文
読み方
割合
あつれき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あつれき
(逆引き)
新幕府下の武士のおごり、
奢侈淫楽
(
しゃしいんらく
)
の
風
(
ふう
)
、また勝者同士の
軋轢
(
あつれき
)
など、どれ一つといえ、彼の眼からはほくそ笑まれるものでしかない。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
表面仲の好かった三人の女友達の間に、こんな
軋轢
(
あつれき
)
のあったことは、ジュッド医師は勿論、周囲の人も誰も知らなかったのである。
アリゾナの女虎
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
しかし、まだ、表面には、森新之助の名は出ていなかった。それというのが、やはり、吉田一派との
軋轢
(
あつれき
)
に原因しているのである。
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
軋轢(あつれき)の例文をもっと
(43作品)
見る
“軋轢”の意味
《名詞》
(「軋」「轢」両者とも車輪がきしる意。車輪がきしるさまから)争いが生じて、仲が悪くなること。摩擦や葛藤を生じること。
(出典:Wiktionary)
軋
漢検1級
部首:⾞
8画
轢
漢検1級
部首:⾞
22画
“軋轢”の類義語
衝突
漣
相剋
紛紜
摩擦
風波
確執
波風
敵対
“軋”で始まる語句
軋
軋音
軋々
軋轆
“軋轢”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
木下尚江
徳冨蘆花
丘浅次郎
谷譲次
ワシントン・アーヴィング
中島敦
新渡戸稲造
牧逸馬
蘭郁二郎