“軋々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎいぎい25.0%
きつきつ25.0%
ぎしぎし25.0%
ぎーいぎーい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白日も夢見る村の一人の遊び人が、ある日樫の木の下の草地に腰を下して、水車の軋々と廻るを見つゝ聞きつゝ、例の睡るともなくむるともなく、此様な問答を聞いた。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
旅衣を平生服着心地よきにかえ、窓外にほゆる夜あらしの音を聞きつつ居間の暖炉に足さしのべて、聞きなれし時計の軋々を聞くは、まったき愉快の一なるべし。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
軋々と……四角な天窓乗せられて、鶉の仕切も拷問の柱とやら、膝も骨も砕けるほど、辛い苦しい堪え難い、石を抱く責苦に逢うような中でも、身節んで、恍惚するまでめていた。
南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
云い終って、口角沫を飛ばす様に、水車は水沫を飛ばして、響も高々と軋々と一廻り廻った。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)