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軋々
ふりがな文庫
“軋々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぎいぎい
25.0%
きつきつ
25.0%
ぎしぎし
25.0%
ぎーいぎーい
25.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぎいぎい
(逆引き)
白日
(
まひる
)
も夢見る村の一人の遊び人が、ある日樫の木の下の草地に腰を下して、水車の
軋々
(
ぎいぎい
)
と廻るを見つゝ聞きつゝ、例の睡るともなく
寤
(
さ
)
むるともなく、此様な問答を聞いた。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
軋々(ぎいぎい)の例文をもっと
(1作品)
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きつきつ
(逆引き)
旅衣を
平生服
(
ふだんぎ
)
の
着心地
(
きごこち
)
よきにかえ、窓外にほゆる夜あらしの音を聞きつつ居間の暖炉に足さしのべて、聞きなれし時計の
軋々
(
きつきつ
)
を聞くは、まったき愉快の一なるべし。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
軋々(きつきつ)の例文をもっと
(1作品)
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ぎしぎし
(逆引き)
軋々
(
ぎしぎし
)
と……四角な
天窓
(
あたま
)
乗せられて、鶉の仕切も
拷問
(
ごうもん
)
の柱とやら、膝も骨も砕けるほど、辛い苦しい堪え難い、石を抱く責苦に逢うような中でも、
身節
(
みふし
)
も
弛
(
ゆる
)
んで、
恍惚
(
うっとり
)
するまで
視
(
なが
)
めていた。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
軋々(ぎしぎし)の例文をもっと
(1作品)
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ぎーいぎーい
(逆引き)
云い終って、
口角沫
(
こうかくまつ
)
を飛ばす様に、水車は
水沫
(
しぶき
)
を飛ばして、響も高々と
軋々
(
ぎーいぎーい
)
と一廻り廻った。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
軋々(ぎーいぎーい)の例文をもっと
(1作品)
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軋
漢検1級
部首:⾞
8画
々
3画
“軋”で始まる語句
軋
軋轢
軋音
軋轆
“軋々”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
泉鏡花