“ぎいぎい”の漢字の書き方と例文
語句割合
軋々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白日まひるも夢見る村の一人の遊び人が、ある日樫の木の下の草地に腰を下して、水車の軋々ぎいぎいと廻るを見つゝ聞きつゝ、例の睡るともなくむるともなく、此様な問答を聞いた。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
船頭は軋々ぎいぎいと櫓のおとをさせて、ほゞ山形やまなりに宇治川を渡す。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)