“敵対”のいろいろな読み方と例文
旧字:敵對
読み方割合
てきたい33.3%
てきと33.3%
むこう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なおその足をはって抵抗の状をなすの常なるに、二百七十年の大政府が二、三強藩の兵力に対してごう敵対てきたいの意なく、ただ一向いっこうこうあいうてまずとは、古今世界中に未だその例を見ずとて
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
「表立って敵対てきとやからには、備うべき手段もござりまするが、内輪にあって逆意持つ者には……」
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
あんな鼻附でも何となく尊いもののように存じましたけれども、今度のお米のことで、すっかり敵対むこうになりまして、憎らしくッて、しゃくに障ってならないのでございます。
政談十二社 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)