“強敵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きょうてき40.0%
きやうてき20.0%
ごうてき20.0%
がうてき10.0%
きようてき10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのような強敵きょうてきを前にひかえて、同じ地球に住んでいる人間同士が戦いをおこすなどということは、ばかな話ではないか。
三十年後の東京 (新字新仮名) / 海野十三(著)
強敵きやうてきお狩場の四郎に又逢へる期待が、何にかしらかう五體のしゝむらをうづかせるのです。
これほど手強く打ち払えばいかなる強敵ごうてきも退散すべしと思いきや、なお懲りずまに追いすがりて
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
いぬ強敵がうてきたり、これくはふるに
鬼桃太郎 (旧字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
火山かざん地震ぢしん強敵きようてきである。強敵きようてきおそれずとは戰爭せんそうだけに必要ひつよう格言かくげんでもあるまい。むかしひとはこれらの自然現象しぜんげんしようなりおそれたものである。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)