“きょうてき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
強敵66.7%
勁敵16.7%
驕敵16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
強敵きょうてきにおそわれ、身体がすくんでしまってもがいているような声だった。玉太郎は、一刻いっこくも早くポチを救ってやらねばならないと思い、せまい通路を走って、二等船室の方へとびこんでいった。
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
勁敵きょうてき英領インド政府の防御ぼうぎょ どうしようかと煩悶はんもんして居る折柄おりがら、うまくツァンニー・ケンボ(蒙古もうこ人にして露国の秘密探偵)に誘われて露国にるに至ったのではあるまいかと思う。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
そうです、いよいよ驕敵きょうてきアメリカを根こそぎやっつける時が来たのです。偉大なる科学者の夢はついに実現せられたのです。
偉大なる夢 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)