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あつれき
ふりがな文庫
“あつれき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
軋轢
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
軋轢
(逆引き)
が、彼等は彼等自身のために、彼の
意嚮
(
いこう
)
には頓着なく、ほとんど何事にも
軋轢
(
あつれき
)
し合った。そこには何か宿命的な、必然の力も動いていた。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
一、能楽界の内幕はかなり複雑して居つて表面からは十分にわからぬが、要するに
上掛
(
かみがか
)
りと
下掛
(
しもがか
)
りとの
軋轢
(
あつれき
)
が根本的の軋轢であるらしい。
病牀六尺
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
ただ彼らの間には流派の
軋轢
(
あつれき
)
があって、早く中央の形勝を占めた者が、官府の力を挟んで号令しようとしたばかりであった。
雪国の春
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
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(43作品)
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“あつれき”の意味
《名詞》
「軋轢」のひらがな表記。
(出典:Wiktionary)