“下掛”の読み方と例文
読み方割合
しもがか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一、能楽界の内幕はかなり複雑して居つて表面からは十分にわからぬが、要するに上掛りと下掛りとの軋轢が根本的の軋轢であるらしい。
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
これらはその一例に過ぎない。いずれも戦争前のレヴューにはなくて、戦敗後の今日において初て見られるものである。世の諺にも話が下掛ってくるともう御仕舞いだという。
裸体談義 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
必ずしもその記事の醜美をぶにあらざれば、時々法外千万なる漫語放言もあれども、人生の内行に関するの醜談、即ち俗にいう下掛りのこととては、かつて一言もこれを見ず。
日本男子論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)