“金翅鳥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こんじちょう54.5%
カルラ18.2%
がるら9.1%
きんしちょう9.1%
ヒワ9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
シャムの話には金翅鳥こんじちょう竜を堪能たんのうするほど多く食おうとすれどそんなに多く竜はない、因って金翅鳥ある湖に到り
銀色の翼がひかりをうけて翻ると、金色に光つて、上を下へと、さながら三羽の金翅鳥カルラが戯れてゐるかのやうなきらびやかな長閑さに見えた。
岬の春霞 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
また仏教に摩睺羅伽まほらかてふ一部の下等神ありて天、竜、夜叉、乾闥婆けんだつば、阿修羅、金翅鳥がるら緊那羅きんならの最後にならんで八部を成す。いずれも働きは人よりましだが人ほど前途成道の望みないだけが劣るという。
吒祇尼天も狐に乗っているので、孔雀明王が孔雀の明王化、金翅鳥きんしちょう明王が金翅鳥の明王化である如く、吒祇尼天も狐の天化であろう。
魔法修行者 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
鼠 告天子ヒバリ 白頭翁ヒヨドリ 金翅鳥ヒワ 白頬鳥シジウカラ 鴎 鸕鷀 綉眼ノジロ 燕 鷲 角鷹 穴鳥
他計甚麽(竹島)雑誌 (旧字旧仮名) / 松浦武四郎(著)