“カルラ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:かるら
語句割合
金翅鳥100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
銀色の翼がひかりをうけて翻ると、金色に光つて、上を下へと、さながら三羽の金翅鳥カルラが戯れてゐるかのやうなきらびやかな長閑さに見えた。
岬の春霞 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
その銀色の翼が斜めのひかりをうけて翻ると、遠い熱帯国の空からでも飛んで来た一群の金翅鳥カルラが美しい東の国の長閑なる風のかほる景色に見惚れて
或るハイカーの記 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)