“きんしちょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
金翅鳥50.0%
錦糸町50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吒祇尼天も狐に乗っているので、孔雀明王が孔雀の明王化、金翅鳥きんしちょう明王が金翅鳥の明王化である如く、吒祇尼天も狐の天化であろう。
魔法修行者 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
タクシーは東京を走りぬけ、本所ほんじょへはいり、錦糸町きんしちょうへと向っていた。こっちへ来たのは戦後はじめてのことで、荒地や沼や田ばかりだったのが、ぜんぜん工場や家でふさがっているのに驚かされた。
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)