“錦糸町”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きんしちやう50.0%
きんしちょう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
錦糸町きんしちやうの家へあがると、戸がしまつてみんな寝てゐたが、母が起きてくれた。母は長火鉢の火を掻きたてて
のらもの (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
タクシーは東京を走りぬけ、本所ほんじょへはいり、錦糸町きんしちょうへと向っていた。こっちへ来たのは戦後はじめてのことで、荒地や沼や田ばかりだったのが、ぜんぜん工場や家でふさがっているのに驚かされた。
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)