“摩睺羅伽”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まごらか66.7%
まほらか33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天竜夜叉乾闥婆より、阿脩羅迦楼羅緊那羅摩睺羅伽・人・非人に至るまで等しくれみを垂れさせたもうわが師父には、このたび、、悟浄が苦悩をみそなわして
悟浄出世 (新字新仮名) / 中島敦(著)
仏身より摩睺羅伽まで、三十三身にじたまい、天人、人間、禽獣まで、解脱せしめたもう観世音菩薩の、観世音菩薩普門品を、血書きして今日で二十一日、写経は完成と思ったに
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
また仏教に摩睺羅伽てふ一部の下等神ありて天、竜、夜叉、乾闥婆、阿修羅、金翅鳥緊那羅の最後にんで八部を成す。いずれも働きは人よりだが人ほど前途成道の望みないだけが劣るという。