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伽羅油
ふりがな文庫
“伽羅油”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きゃらゆ
60.0%
きゃらあぶら
20.0%
きやらあぶら
10.0%
きやらゆ
10.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きゃらゆ
(逆引き)
二人はもうどうしていいか分らぬほどな情炎に包まれて
伽羅油
(
きゃらゆ
)
のとろ火で煮られたかのような酔心地になりかけていた。——その時。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
伽羅油(きゃらゆ)の例文をもっと
(6作品)
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きゃらあぶら
(逆引き)
ある日寺田屋へ、結いたての
細銀杏
(
ほそいちょう
)
から
伽羅油
(
きゃらあぶら
)
の匂いをプンプンさせた色白の男がやってきて、登勢に風呂敷包みを預けると、大事なものがはいっているゆえ、開けてみてはならんぞ。
蛍
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
伽羅油(きゃらあぶら)の例文をもっと
(2作品)
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きやらあぶら
(逆引き)
言葉少なに言つて、そつと八五郎に寄り添ふと、今度は化粧を直して來たのか、
伽羅油
(
きやらあぶら
)
の匂ひが、艶めかしく、八五郎の頬を撫でます。
銭形平次捕物控:294 井戸端の逢引
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
伽羅油(きやらあぶら)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
きやらゆ
(逆引き)
「木戸の
蝶番
(
てふつがひ
)
に油を
注
(
さ
)
して、
開閉
(
あけたて
)
に音の出ないやうにした奴だ。——その油は、日本橋の通三丁目で賣つてゐる、
伊達
(
だて
)
者の使ふ
伽羅油
(
きやらゆ
)
だ。八、此處に居る人間の頭を嗅いで見ろ」
銭形平次捕物控:120 六軒長屋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
伽羅油(きやらゆ)の例文をもっと
(1作品)
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伽
漢検準1級
部首:⼈
7画
羅
常用漢字
中学
部首:⽹
19画
油
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
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