“まごらか”の漢字の書き方と例文
語句割合
摩睺羅伽100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天竜てんりゅう夜叉やしゃ乾闥婆けんだつばより、阿脩羅あしゅら迦楼羅かるら緊那羅きんなら摩睺羅伽まごらか・人・非人に至るまで等しくあわれみを垂れさせたもうわが師父には、このたび、なんじ、悟浄が苦悩くるしみをみそなわして
悟浄出世 (新字新仮名) / 中島敦(著)
仏身より摩睺羅伽まごらかまで、三十三身にげんじたまい、天人、人間、禽獣まで、解脱げだつせしめたもう観世音菩薩の、観世音菩薩普門品ふもんぼんを、血書きして今日で二十一日、写経は完成と思ったに
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)