“傴僂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せむし94.1%
くぐせ2.9%
ポット2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
生まれや地位にごまかされることのないエリザベスの鋭い目も、この小さな傴僂せむしが偉大な才能を持つことを見のがしはしなかった。
傴僂くぐせに似たる「きそ」の日は過ぎゆく「時」の杖にすが
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
絶命時刻と齟齬そごしている脈動や呼吸などについては、まさに甲論乙駁おつばくの形で、わけても、易介が傴僂ポット病患者であるところから、その点に関した偏見が多いようだった。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)